食道アカラシアになった話(14)ー断乳で号泣ー
いっちゃんです。
初めての人はこちらからどうぞ。 自己紹介です。 smile-elife.com
お久しぶりの食道アカラシアのお話です。
前回のお話
治療法は手術に決定!
最初から読むならこちらへどうぞ。
これは10年以上前の話。
今は食事も詰まることなく普通にできるようになりました。
ですが、完治ではありません。
食道アカラシアとは
食道アカラシアとは、食道と胃の境部分の筋肉の緊張が強いために食べ物が胃に流れにくくなっている状態です。そのため、食べ物のつかえ感や胸痛があります。また、吐き気や嘔吐をきたすこともあります。症状が軽度の場合には、薬による内科的治療や内視鏡的治療が行われます。中等症から重症の場合には、手術が必要となります。食道アカラシアは、10万人に1~2人程度に発症する比較的稀な病気です。
※注 私の経験は10年ほど前の話になります。今は食道アカラシアの診断方法や治療方法も変わっているかもしれません。症状がある方は早めに医師に相談してください。
手術をとっとと終わらせたい私。
主治医に
「1番早い日でお願いします!」
と言ったけど、結局は1ヶ月後となりました。
入院期間は2週間。
ここで問題が。
この時、ひーちゃんは生後11ヶ月。
来月だから、1歳になったばかりのひーちゃんを2週間預かってもらわなければいけません。
幸い当時から私の両親と同居していたので、ひーちゃんの環境を変えることなく生活できます。
その日から、断乳開始。
「ひーちゃん、ママは病院に2週間お泊まりします。だから、おっぱいはもうバイバイしようね」
と告げる。
泣くかな。おっぱい飲みたくて泣くかな。
11ヶ月って、フォローアップミルク?普通のミルク?もう忘れてしまったが、とりあえずミルク飲んでもらいます。
ゴキュゴキュ飲んでいる。
…泣かない!おっぱい欲しがらない!
えええええええええ。寂しい。。。。。
私が我慢出来ずに、次の日に最後の授乳をしました。
幸せそうに目を閉じて飲んでいるひーちゃんを見てたら、涙止まらない。
断乳、私が辛い。
辛すぎて涙止まらん。
ひとしきり泣いて(私が)最後の授乳を終えました。
こんなに寂しいもんなのね。
そして、1番の問題。
母にLINEを覚えてもらう。
メールすら打てない母。
これはひと月でイケるのか。
でも、ひーちゃんの事について私に伝えたいことがあっても、入院中は即座に電話に出られない。
LINEなら手術後動けなくても確認して返信できるし。
「お母さん、LINE覚えよう」
普段ならめんどくさい事は嫌がる母も、必要だと思ったのか
「分かった」
と覚悟決めた顔してる。
ここからスマホと格闘。
私「ここを押すとLINEの画面が出てきます。はい!とりあえずメモって!」
母「了解であります!」
私「そして私の名前を押す」
母「ググ…グググ…」
私「コラ!画面を渾身の力で押さない!」
私「ここを押すと入力画面になるから。とりあえず、“あいうえお”と入力してみよう」
母「あ…あ…い…い…」
私「一文字も打てていません。確定を押してください」
母「か…く…て…」
私「“かくてい”と打つのではありません」
血の滲むような努力をし、1ヶ月みっちり練習してLINEを送れるようになりました!
この時の練習のおかげで、母は今もLINE使えています。
良かった良かった。
2週間分の離乳食を作って冷凍し(レトルトも含めて2週間分確保)
家族のご飯も作れるだけ作って冷凍しました。
ハンバーグやカレー、ミートソースなどなど。
冷凍庫パンパンよ。
そして、ひーちゃんの1歳の誕生日を終えて数日後、私は入院しました。
次回に続く。
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