ドーナツポップは私が決めてあげよう
いっちゃんです。
初めての人はこちらからどうぞ。 自己紹介です。 smile-elife.com
ドーナツポップはご存知ですか？
ミスタードーナツにある一口サイズのドーナツ。
エンゼルクリームボール
ポン・デ・ストロベリーボール
ゴールデンチョコレートボール
ココナッツチョコレートボール
オールドファッションボール
チョコファッションボール
の6種類
これを自由に組み合わせて買うのです。
普通のドーナツサイズなら1個しか食べられないですが、小さいサイズなので色んな味が食べられます。
ひーちゃんのお友達が来る時のおやつによく買います。
その日も学校終わりに遊びに来る友達のためにミスドにドーナツポップを買いに行きました。
平日と言うこともあり、お客さんは私の前に母親と中学生の娘さん親子1組だけ。
その親子もドーナツポップ目当てでトレーとトングを持ってドーナツポップの前に立っています。
私もトレーとトングを持ち、親子の後ろで待ちます。
「何する？」
「どれを何個入れる？」
相談ばっかりで全然決められない。
中学生の娘さんが私に気付き
「もう、適当でいいやん！早くしよ」
と言ってくれます。
気づいてくれてありがとう。
そんな慌てなくていいよ。
と笑顔を向けようとした時。
母親の方が
「でも！好きなものとか食べられないものとかあるし！」
と娘さんに言うではないですか。
いや、娘さんは私を気遣って言ってくれただけやから…
母親は全然決められない。
その時、私の後方から
「あの…」
と声がしました。
「ドーナツポップ買うんじゃなければお先にどうぞ」
と言おうと振り返ったら、女性が
「あの小さいドーナツ買いたいんですけど、どうしたらいいですか」
と私に聞いてきます。
「あのカップを取って、その中に好きなドーナツ入れれば良いですよ」
と説明して前を向くと、まだ母親は決めかねている。
娘さんは
「早く決めてよー」
と半泣きです。
ここで私の心が
「そんな迷うんやったら私が決めてあげるよ！とりあえず全部2個ずつ入れなさい！その後は欲しい個数になるまで娘さんが好きなドーナツを順に2個ずつ足していこう！」
と叫びます。
そんな事言うたらあかん。
何とか堪えて
「まだ決められ無かったら先にいいですかー？」
と笑顔で声かけようかと思ったところでようやく決まったようで親子はレジに向かっています。
後ろの女性のためにも高速でドーナツ入れて迷うことなくレジに向かいます。
こんなん、満遍なく入れといたらええやん。
好きなものが有ればそれを多めにしといたらいいし。
と思ってから気づく。
私ってご飯行った時のメニュー決めも早い。
この決断力は旦那のせい。
昔は
「どれにしよう〜」
と迷うタイプだったんですが、そんな私に旦那が
「早く！悩むんやったら気になるもん全部買え！遅い！」
と急かす。
ご飯食べに行っても、旦那はメニューも見ずに
「ハンバーグ。店員さん呼ぶわ」
と即決め。
ちょ…私はメニュー見させてよ。
「店員さん呼ぶからその間に決めて」
と言われて高速でメニュー見る。
そんな感じで迷わなくなった。
友人とランチに行く時も、お店決まってるなら事前にメニュー調べて食べるもの決めておくようになってしまった。
迷ったっていいやんな。
ベストな選択をしようと頑張ってるんやわ。
私ももう少し迷いながら生きていこう。
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