高熱が出てしまった
いっちゃんです。
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三連休前の金曜日。
学校から帰ってきたひーちゃん。
「なんかしんどい…」
と言う。
体に触れると少し熱い。
熱を測ると37.2度。
「微熱やね」
と言う私に
「普通と違うしんどさやねん」
ひーちゃんはそう訴える。
結構我慢強いひーちゃん。
自分からそう言うのは珍しい。
慌てて寝かせ、習い事を休む連絡を入れる。
保険証と診察券を出して、かかりつけの小児科の午後診に連れて行く用意をする。
予約をしておこうと思ったけど、微熱があるのであらかじめ病院に連絡を入れておこうと思い、念のためもう一度熱を測る。
38.6度
おいおい。やべーよ。
来た。
コロナ以降、学校でもマスクをし、手洗いうがいと気をつけていたひーちゃん。
毎年2回ほど高熱出すのに、今年は全くです。
風邪らしい風邪をひいていませんでした。
だけど、ついに来た。
例年とは違うのよ。
風邪に対する恐怖感が。
小児科に連絡を入れると時間を指定され、裏口に回るように言われた。
その時間ギリギリまで寝かせておき、旦那の車で病院に行く。
家を出る前に測ったら39.6度。
これは…
色んな可能性を覚悟しておかなければ。
病院前の駐車場から「着きました」と電話をいれる。
裏口に回ると、外にカーテンで仕切られた場所がある。
そこで、完全防備の先生から診察を受けた。
「学校で熱出てる子いっぱいいる？ご家族で熱ある人は？」
と質問されたが当てはまらない。
高熱でも、これに当てはまらないとPCR検査はしないみたい。
「寝冷えです」
と診察される。
え、寝冷えなの？
高熱の診断名が「寝冷え」という間抜けな響きに一瞬頭に疑問が湧くが。
昨日寝ている時、何度薄い毛布かけても暑そうに足で蹴っていたひーちゃんを思い出す。
私が熟睡していた朝方は寒かったはず。
そして、寝冷えは立派に風邪の原因だ。
え…熟睡？
いっちゃん起きてるやん！
目開いてるよ。
と思ったあなた。
私が薄目開けて寝ることはここだけの秘密ですよ。
三連休になるので解熱剤や喘息の吸入薬も出してもらい帰ってきた。
帰って解熱剤と風邪薬を飲ます。
そこからひーちゃんは眠り、１時間後には起き上がって
「お腹すいた」
と言う。
熱を測ると37.5度。
よしよし。
解熱剤が効いている。
今のうちに食べられるものを食べてもらおう。
うどんを作っている間にアイスを完食。
うどんも1/2玉食べてくれた。
そこからひーちゃん、元気。
スマホを触り出し、次にiPadでYouTube観だした。
いつもなら
「今何時やと思ってるねん」
とか
「長時間見過ぎやろ」
とかグダグダ言うママが異様に優しい。
「なんでそんな優しいの」
と気持ち悪がるひーちゃん。
「病気やもん」
と言うと、ひーちゃんは
「ほんまや。熱あったもんな」
と納得したけど、忘れとったんかい。
夜中もひーちゃんが心配でなかなか眠れない。
寝ているひーちゃんの寝息の確認や、熱の有無。
朝方まで熱が上がらないのを確認してやっと安心して眠れました。
朝には平熱に戻り、少し頭痛が残るだけで元気。
夜ごはんを食べ、念願の「桃太郎電鉄」やる事にしました。
昨日の今頃は高熱やったのに。
今日は平熱に戻り、ゲームまで出来るなんて。
本当にひどくならずに良かった。
とにかく、この三連休は外に出ないことにしました。
寝冷えは恐ろしいな。
私の風邪が移ったんじゃないかとも言われて肩身がせまい。
「私は熱出なかったし、治って数日経ってるから違うと思うねん…」
私の必死な言い訳に誰も耳を貸さない。
聞けよ。
それにしても、何故風邪引くと
○○の風邪が移ったとか、犯人探しを始めるのか。
ひーちゃんの風邪が移っても誰も何も言わないが(当たり前)
私が最初に風邪引くと、次に風邪引いた人が
「いっちゃんの風邪がー」
と言うでやめて欲しいわ。
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