料理に潜む危険
いっちゃんです。
「最近どう?お料理してるー?」
なんて聞こうもんなら
「毎日毎日やりたくってやってるんじゃない!」
と主婦たちの心の叫びが聞こえそうです。
私も一緒に叫びたい。
私だって、結婚前は
「お料理作るの好きだぴょん」
とか言うてたんや。
なのに…なのに…
今じゃ、5人家族の唐揚げ揚げるために1キロの鶏肉を油まみれにしてるんですよ。
楽しく揚げ物するのって、300gが限界だと思われます。
揚げ物も危険ですけど、他にも料理には危険が潜んでいるのです。
私はおろし生姜はチューブを使いません。
すり下ろしたものを、小さい氷を作る蓋付きの製氷皿に小分けにして冷凍しています。
凍ったものはバラバラにしてジップロックに入れておきます。
それを料理に加えたり、自然解凍して冷奴に乗せたり。
おろし生姜のストックが無くなると、土生姜を大2かけほど買ってきてすり下ろしてストックを作っておきます。
先日もストックを作るために生姜をよく洗い、皮ごとすり下ろしていました。
私はiPadで映画やドラマ、動画を見ながら料理しているのですが。
その時もチラチラと映画を観ながら生姜をすり下ろしていました。
すり下ろしにくい大きな生姜が少しずつ小さくなっていきます。
小さなかけらの向きを変え、すり下ろしながら視線をiPadに向けた瞬間。
ガリッ。
嫌な音と共に中指に痛みが。
慌てて痛む場所に視線を向けてみると。
立派にすられた中指が。
傷を確認すると、出血はしていないみたい。
ホッとしてたら、血が滲んできた。
時間差で出血するのやめんかい。
不思議と血をみると痛みが倍増します。
「いてててて」
傷口を水で洗って絆創膏を貼ります。
絆創膏を貼って傷口が見えなくなると痛みがマシになる不思議。
世界は不思議に溢れている。
さて、どうします?
この生姜。
時間差で出血したので血が付いてはいないが。
流石にこのまま使うのは気が引ける。
でも、全部捨てるのももったいない。
まさに身を削ってすり下ろした生姜。
まだ全部すり下ろしていないので、すり下ろした分全廃棄したとしても、全滅にはならない。
しばし考えた末、今すり下ろした分の汚染区域を遥かに超えるであろう2/3は廃棄する事にしました。
おろし器は手をすり下ろす危険がつきまとう。
いつも怯えてすり下ろさなければならないのです。
もちろん、包丁も危険です。
ですが、最も危険な包丁は「研いでもらったばかりの包丁」です。
職人さんに研いでもらった包丁の切れ味ったら狂気の沙汰です。
研ぎたての包丁、まずは洗って乾燥させよう。
と洗ってて軽く刃に触れた瞬間、指に刺さってました。
「ぐぎょぎょぎょ!」
今まで口にした事のない言葉が漏れます。
期せず、さかなくんっぽい言葉が出ていました。
流血。キッチンに血が飛び散る。
と、とにかく、まず止血!!
こんな事考える瞬間が自分に訪れるとは…。
ティッシュを大量に使い、必死で止血します。
幸い、出血ほど深い傷では無かったので病院には行きませんでした。
落ち着いてふと見ると、テーブルには血に染まったティッシュの山。
怖。
あえてそれを片付けずに放置しておきました。
十分ほど後、お気楽そうにリビングに上がってきた母。
わざとテーブルに突っ伏す私。
血だらけのティッシュの山の近くに突っ伏している娘の姿は衝撃でしょう。
小さな悲鳴を上げて駆け寄ってきたので、すぐに顔を上げて
「よく切れる包丁です」
と笑顔で告げたら、この歳なのに母に怒られました。
そりゃ怒られるな。
キッチンには他にも危険がいっぱい。
どうぞ、気をつけてお料理してください。
いつも応援してくれてありがとうございます
ハイタッチしてくれるとうれしいです😆
楽天ROOM作りました!
私が買ったものを載せています。
良かったら見てね。