旦那の母手作りのGを寄せ付けないダンゴの謎
いっちゃんです。
初めての人はこちらからどうぞ。 自己紹介です。 smile-elife.com
旦那の実家とうちは自転車の距離。
徒歩でも行けます。
スープの冷めない距離とよく言いますが
ひーちゃんが小学生になって、授業や習い事。
そして休日はお友達と遊ぶ日が多くなり、近くてもなかなか旦那の実家に行けなくなりました。
なので旦那のお母さんが、週に一度金曜日の下校時にひーちゃんの顔を見に家に来てくれます。
何故金曜日かと言うと、急いで宿題をやらなくていいから。
夕方の習い事までSwitchゲームして、おやつ食べながらお話できるのです。
私もおやつ食べながらお話していたのですが。
お義母さんが
「毎年G(皆さんが嫌いなあの虫ですよ)を来なくするダンゴを作ってるねんけど。今年も作ったわ」
と言う。
「ホウ酸ダンゴ？」
と聞くと
「ホウ酸は入れてへん。毒は入れへんねん」
だって。
何入れてるのか気になるやん。
やっぱ、Gの嫌いなものかな。
何やろ。
7年前に今の家に引っ越してから全く見ないけど。
同時期に家を建てたご近所ではGが出たとの話も聞く。
うちは猫のくーちゃんもいるから、Gが死ぬ成分入りのものをお部屋に置いておきたく無い。
今後のためにも詳しく聞いておこう。
と思って
「何入れて作るの？」
と聞いてみました。
するとお義母さんは
「すりおろし玉ねぎ」
と答えます。
お！🤔
それって有名なG一撃！みたいなやつにも入っている成分。
Gは玉ねぎが大好きなので、その匂いをさせて寄せ付けるってことやね！
「他には？」
先を促します。
「小麦粉」
ダンゴやもんね。
小麦粉は必要。
「それと？」
「牛乳」
「…玉ねぎ、小麦粉、牛乳。他は？」
「終わり」
ん？え？😳
すりおろした玉ねぎに、小麦粉と牛乳入れて練ってダンゴにしたものを家の周りに置いておくとGが来ないらしい。
待って待って。
寄ってきそうやん。
美味しいもの置いてるだけちゃうの？
私は恐る恐る聞いてみます。
「それって…寄ってくるような気がするねんけど」
お義母さんは得意そうに
「死なへんねん」
と言う。
そりゃ死なへんわ！
死ぬ要素ないやん！
お義母さんはその後も言葉を続ける。
「このダンゴがあるから家に全く寄り付かへん」
嘘やん！そのダンゴのおかげなん⁈
「お義母さん、玉ねぎはGが大好きな匂いやねんで。寄ってくる可能性はあっても寄り付かない可能性低いと思うねん」
と言ってみると
「ダンゴがあるから寄ってこない」
と言い張る。
実績があるからこその自信。
私のようなGoogleさんに聞いてみた付け焼き刃の情報じゃ、経験には到底及ばない。
それでも、どう考えても美味しいもん家の前に置いてるだけやん、と思う。
なのにGが「この家は辞めとこう」と思うのなんでや。
そこで私はぐぐ…としばし考え込んだ。
「お義母さん！わかった！Gは家の前でダンゴ食べてお腹いっぱいになるから、そのまま自分の巣に帰ったんやわ」
お義母さんは頷いて
「あのダンゴでGは来ない」
と言う。
私の説で合ってるのか。
適当に頷いた可能性が高い。
お義母さんが帰った後、旦那にこの事を話すと。
「Gも、何でこんな高待遇なんか怖くて家入られへんかったんちゃう」
と言う。
なるほど。
そう考えると少し辛い。
こんな嫌われ者の自分達のために、大好きな玉ねぎダンゴを家の前に置いておくなんて。
きっと何かのトラップに違いない。
ここは立ち入ってはいけない！
と思ったんやろか。
虐げられてるんやな…。
それでもやっぱり大っ嫌いです。
すまん。
あのさ、夜外を歩いてるとGがサカサカ！と横切るとき無い？
「ひゃお！」
って変な声出るよね。
すれ違う関係ない人が私の声にビクッとして、明らかに歩くスピード速くなるねん。
これ、私が「急に短い叫び声を上げる怪しい女」として認識されてるよね。
一人歩きの時は「Gが歩いてるましてん」と言い訳できないのが悔しい。
それにしてもお義母さんの玉ねぎダンゴ、置いてみたい気がする。
でも試してみるの怖いわ。
こっそりお隣さんとこ置いてみ…
嘘嘘！そんなんしませんから！
そろそろ買い替えるワイヤレスイヤホン。
このタイプ、失くしそうで怖いけど試してみたい。
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