ピアノの発表会ー涙の練習編①ー
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いっちゃんです。
ひーちゃんのピアノの発表会がありました。
コロナで３月、４月、５月と３ヶ月レッスンが無く、レッスン再開してすぐに課題曲決め、練習開始となりました。
数曲候補がある中でひーちゃんが選んだのが
「小さな世界 イッツ・ア・スモール・ワールド」
です。
ディズニーランドでお馴染みの「イッツ・ア・スモール・ワールド」
そのテーマソングです。
この曲に決めた時は２人で
「可愛い曲やね」
「がんばろうね」
と言い合ったのですが。
嵐の前の静けさ…
まず弾き始めているのを聴いて感じたこと。
これ、ひーちゃんの実力にしては難しくない…⁈
１回目の練習で不安になる私。
私はピアノの経験が無いので、アドバイス出来ることがありません。
どうしてあげる事も出来ないからこその不安。
や…ヤバない？
これからピアノの発表会までの苦労が予想できます。
予想できまくります。
それから毎日
「ひーちゃん、ピアノの練習した？」
「もう！そう言われるとやる気無くす！」
のやりとりが続きます。
そりゃやる気無くすね。
私も母親に言われたらやる気無くしてたわ。
母親の言う「○○やった？」って、やる気削ぐランキングNo. 1よね。
言って欲しく無いならまず言わせんなよ。
と思うのは親になったからですよね。
私もやる気削ぐランキングNo. 1の「○○やった？」って言う母親ですから。
言わないでおきましょう。
次の日。
待てど暮らせどピアノの音が聴こえません。
もしかして音消して弾いてる？
いや、ピアノに近づいてもないな。
あれ、ピアノ弾いてる？微かな音が聴こえる…。
ハッ！いよいよ幻聴が聴こえてきたやん。
もう言うしか無いよね。
「ひーちゃん。やらないとアカンこと全部やってる…？」
「…やってない」
「何やってない？」
「ピアノ」
「やってもらえる？」
「…うん」
ガミガミ言いたくないから、言い方を工夫しながらピアノに向かわせます。
それでもなかなか練習してくれない時は、私が床に寝転んで
「やってー！やってよー！練習ー！」
と駄々こねたろかと思ったりするけれど。
母親の僅かな威厳のために我慢。
これは最後の切り札にとっておこう。
いざとなれば渾身の駄々っ子になるぞ！
そんなある日のレッスン。
少しずつ進んで中盤。
新しく弾くところで事件は起きました。
滞りなくレッスンを終え、家に帰ります。
今日教わったところを忘れないように弾いてもらいます。
ピアノはリビングに置いてあるので、すぐそばのキッチンで夜ご飯の支度をしながらピアノを聴いています。
。。。え？？？。。。何の曲？。。。
続きます。
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