ピアノの発表会ー涙の練習②ー
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いっちゃんです。
今日習った場所を弾き始めると、めちゃくちゃな音階。
何で?
慌ててひーちゃんに
「待って待って!今のおかしいやん。イッツ・ア・スモール・ワールド知ってるやろ。こんな曲ちゃうやん」
「先生はこう弾けって言うてた」
ひーちゃんは頑なに首を振ります。
そんな事あるかい!
私は慌てて予め動画に撮っていた先生が弾くお手本を再生します。
「これ、ここ。ひーちゃんの弾いてたのと違うやん。音符通りでいいねんで」
「違うもん!」
先生全くそんな事言ってないし。
音階違うし。
何を勘違いしているのか理解に困る。
ラチがあかないやりとりにイライラして余裕が無くなり
「弾いてておかしいと思わへんの⁈」
私の強い口調に泣き出すひーちゃん。
泣き出したい私。
練習やりたくないひーちゃんとの毎日のやりとり。
なかなか上手く弾けずに時間がかかっている。
そしてこの勘違い。
発表会まで時間が無くなってきて焦る私。
お互いに辛くなってしまっている。
ひーちゃんと私。
こんなにイライラしてまでピアノは続けないといけない?
その時に旦那が
「そんなに2人してイライラするなら発表会出るのやめたら?」
と言う。
私も少しよぎった考え。
だけどさ、もう数ヶ月練習してる。
少しずつだけど上手くなっている。
この努力は何やったのか。
練習に毎日付き合っているのは私。
そんな事言うのはやめて。
泣くひーちゃんを旦那に任せ、無言で夜ご飯の用意を終えてテーブルに並べてからそっと寝室に逃げ込む。
このままの精神状態なら、ひーちゃんや旦那にイライラをぶつけてしまいそう。
頭を冷やすために1人になろう。
1人で寝室に逃げ込むと、涙が止まらない。
無理にやらせている練習。
誰のためなのか。
私のエゴなのかも。
そもそも、ひーちゃんはピアノをやりたいと言って習いだしたのか。
いろんな疑問が頭をよぎっては消える。
しばらく止まらない涙を拭き続けていると。
ひーちゃんと旦那が寝るために寝室にやってきた。
私は無言でリビングに行き、ピアノと向き合う。
苦手な楽器。
私はそもそも楽器が苦手。
ピアノも縦笛も苦手。
音楽は歌う以外好きじゃなかった。
苦手なピアノに座り、右手だけで弾いてみる。
一音一音、たどたどしく。
今度は左手だけで弾いてみる。
両手一緒には弾けない。
だけど、右手がメロディーになっている。
そのまま2時間練習した。
明日。もう日付変わってるから今日。
ひーちゃんに私が弾いているたどたどしいメロディーを聴いてもらおう。
一緒に練習してみよう。
ひーちゃんの勘違いは何なのか、ちゃんと聞いてみよう。
続きます。
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