飛び出し坊やがギリギリだった話
いっちゃんです。
初めての人はこちらからどうぞ。 自己紹介です。 smile-elife.com
ひーちゃんの習い事、書道の日。
いつもは自転車で行っていますが、その日は今にも降り出しそうな曇り空。
すでに雨が降っているなら車で送って行くのですが、曇り。
さっきまで雨が降っていたので地面も濡れていて自転車滑りそう。
雨雲レーダー見てても微妙。
帰りに降られる可能性もあるな。
車で行くか。
と思っていたけど、歩いて行くのもいいかも。
歩いても片道10分ほどやし。
ひーちゃんに
「今日、歩いて行くのはどう?」
と聞いてみます。
すると
「いいね」
と即答。
帰りにコンビニ寄ってお菓子買って帰ろう。
ひーちゃんも私もコンビニ限定のお菓子探すのが好きなので、たまにコンビニお菓子探しの旅をしに行きます。
今日は「コンビニお菓子探しの旅ーおまけで書道ー」やな。
テクテクお話しながら歩いて、10分ほどで着きました。
この書道教室、ひーちゃんが習い始めた年長さんの時に、私も一緒に習っていました。
私自身の書道経験は年長さんから高校生まで、と結構長く習っていました。
高校生になって忙しくて通えなくなって辞めてしまったのですが。
ひーちゃんが習う時に、私ももう一度書道始めたくなって習いました。
2年ほど通って、私は辞めてしまいました。
課題大変なんだもん😭
今はひーちゃん1人がお世話になっています。
今回は天気も悪いし、という事でさっさと課題書いて早めに帰ることにします。
10分ほどで書き終えて(早いっ)、家に向かって歩き出しました。
テクテク歩いてひーちゃんが通う小学校の前を通った時。
ふと門の横にいる飛びだし坊やに目がいきました。
「ひーちゃん、これって飛びだし坊ややな」
と指さして話していると…なんか違和感。
体操服着てるんかな、と思ったのですが…あれ?下半身。
「これ、体操服のズボン履き忘れてるんちゃう?」
ひーちゃんに聞くと、ひーちゃんもじっくり見て
「ほんまや。短すぎるやん」
「ズボン履き忘れ太郎やな」
「ノーズボンくん」
「一歩間違えば捕まるやつやで、これ」
「ヤバい」
「この子が何歳かによるで。子供やったら“ズボン履き忘れてるで〜!”やけど、大人やったら“通報します!”やんか」
「子供であって欲しい」
「ズボン履かないのが僕のこだわりです」
「そのこだわり捨てた方がいい」
「なんてったってノーズボンくんやから!ズボンは履きません!パンイチでお願いします!」
2人で下世話な会話しながらギャハハと笑っていました。
その時後ろから
「○○さん!」
と苗字を呼ばれた。
振り返ると、自転車に乗った見覚えのある女の人が。
はっっ!ひーちゃんの担任だ!
「ひーちゃんも担任の○○です」
「いつもお世話になっております‼︎」
「ひーちゃんは本当に頑張ってますよ〜」
少しお話してわかれました。
…ねえ。ノーズボンくんのくだり、聞かれてないよね。
不安になった。
余談ですが、私が小学生の頃。
夏休みにおじいちゃんの家に泊まりに行っていて、おじいちゃんと従姉妹と3人でコンビニに買い物に行きました。
たぶん夜8時ごろ。
おじいちゃんの家から川を渡ってすぐの所にコンビニがあります。
石段を上がって橋を渡りコンビニに着きました。
お買い物を終えて帰り道。
行きの石段を通らずに、違うルートで帰ります。
もう一つのルートでは、曲がった緩やかな坂道を下って帰るのです。
私と従姉妹はふざけてお互いの体をぶつけ合って笑いながら坂道を下っていました。
その時。
坂の1番下の石壁から女の子が顔を出していました。
それを見つけた私と従姉妹は
「きゃああああああああ」
と叫び声を上げて、すぐ後ろを歩いていたおじいちゃんにしがみつきます。
私達の悲鳴を聞いてビックリしたおじいちゃんが
「何⁈どうした!」
と聞きます。
「女の子が…!そこに…!」
と震えて指差す私達を残しておじいちゃんが確認しに行きます。
おじいちゃんは振り向いて「おいで」と私達を呼ぶ。
私と従姉妹は抱き合いながら恐る恐る見にいくと。
そこには
女の子バージョンの飛びだし坊やが。
古くなって汚れてる。
おい!怖いやんか!
こんなん、大人になった今でも悲鳴出るわ。
夜の飛びだし坊や、結構怖いですよ。
お気をつけて。
そろそろ買い替えなくては…
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