ピアノのレッスンで涙
いっちゃんです。
ピアノのレッスンへ行ってきました。
ピアノの発表会を間近に控え、練習にも熱が入ります。
ペダルを踏むタイミング、指の位置、記号の確認。
まだまだ細かい注意がありました。
ひーちゃんのレッスン中、私は同じ部屋の中で待機しています。
レッスンも終盤に差し掛かったころ。
ひーちゃんが急に泣き出したのです。
先生は驚いてひーちゃんに
「どうしたの?先生の言い方強かったかな?ごめんね」
と謝ります。
でも、私も聞いていたのですが強い口調でもなかったし。
何故泣いてるのか分かりません。
私も近寄って背中を撫で
「どうしたの?どっか痛い?」
と聞きました。
ペダルを踏んでいる足が攣ったのかな?痛めた?とか思って。
でも違うらしい。
もう練習にならないので、そのままレッスンを終えて帰ることにします。
帰り道、ひーちゃんはポツポツと話し始めました。
「先生が私の手を持って教えてくれていた時。“演奏終わったら手をゆっくり上げて手を膝に戻そう”と私の手を持ち上げた時に、口に手がぶつかって痛かった」
それで泣いてしまったそう。
結構痛かったのね。
強めにぶつけたけど、先生の手にぶつかったわけじゃないから先生は気付かなかったのか。
「こんな事は初めてで、だから先生は悪くない。先生が持った手が当たって痛かった、と言うと先生が傷つくでしょ。だから言わなかった」
そう言われて、「先生を思い遣って優しいね」と嬉しい気持ちと、痛みの原因を言わなかったいじらしさが可愛く思えました。
「優しいね。痛かったね。頑張ったよ」
頭よしよしして家に帰ります。
でも
「あ、でもな。何回も同じ事があったら言わなアカンで。なんでも黙ってるのがいい事じゃないねんからね。どうしても言いにくかったらママが言う」
これも伝えます。
我慢や優しさだけが美しいわけじゃないもんね。
ひーちゃんは文句やクレームを言うのは得意じゃない。
どうしても言いにくくて我慢するならママが言うたる。
ひーちゃん、私には文句もクレームもガンガン言うねんけどね。
家に帰る頃にはニコニコ笑顔のひーちゃんに戻っていました。
帰ってから旦那にこの事を伝えると。
「俺やったら、その場で“当たった!痛い!”って言うな」
うんうん。あなたはそんなタイプよ。
当たり屋みたいやな。
熱演。
見事な三文芝居。
引っ込め!
夜ご飯には、ひーちゃんの大好きなスマイルポテト揚げました。(揚げ焼きやねんけど)
1人顔の歪んでる子がおった。
めっちゃ目が合ったので私が食べておきました。
いつも応援してくれてありがとうございます
ハイタッチしてくれるとうれしいです😆