食道アカラシアになった話(3)ー胃カメラはしてみたけれどー
いっちゃんです。
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前回のお話
胃カメラ検査の薬に悶絶
最初から読むならこちらへどうぞ。
はじめに
今は食事も詰まることなく普通にできるようになりました。
ですが、完治ではありません。
食道アカラシアとは
食道アカラシアとは、食道と胃の境部分の筋肉の緊張が強いために食べ物が胃に流れにくくなっている状態です。そのため、食べ物のつかえ感や胸痛があります。また、吐き気や嘔吐をきたすこともあります。症状が軽度の場合には、薬による内科的治療や内視鏡的治療が行われます。中等症から重症の場合には、手術が必要となります。食道アカラシアは、10万人に1～2人程度に発症する比較的稀な病気です。
※注 私の経験は10年ほど前の話になります。今は食道アカラシアの診断方法や治療方法も変わっているかもしれません。症状がある方は早めに医師に相談してください。
胃カメラ開始
麻酔薬で半べその私は点滴をされてベッドに横になる。
さあ、胃カメラの始まり。
医師の
「今からカメラ入れてるいきますね」
の声に思わず体に力が入る。
苦労して喉に麻酔をしたはずですが、結構感覚あるやんか。
ううううう。
無理だああああ。
「ほら、ここが食道。綺麗やね」
ほう。これが私の食道ね。
なんて余裕はありません。
先生の言葉も入ってこない。
もういいから早よ終わってーーー！
食道だけじゃ無く、胃も見てもらう。
「胃も問題ないよ」
胃カメラ終えて放心状態。
もう2度と嫌や。
2度と嫌とか言いつつ今も毎年胃カメラ検査していますが、めっちゃ苦手です。
鎮静剤を使ってもらうので胃カメラ中の意識は無いのですが。
白い液体と緑の液体に苦労しています。
ヤクルトと酢豚にならへんかなー。
苦しい胃カメラを終えると、医師は
「異常はないので、食道炎かもね」
と、薬を処方してくれました。
私はとりあえず癌じゃ無かったことに安堵し、まじめに薬を飲みました。
これできっと良くなる。
検査を終えても詰まる
が、詰まりは治りません。
変わらず食べ物が詰まる。
「まだ詰まるんです」
と訴えても、
「検査はしたからね…。異常無かったよ。もうちょっと様子見て」
と薬を出されるだけ。
何度詰まると訴えようと、検査したのでそれ以上何もしてくれません。
私はそのうち何も訴えなくなりました。
訴えるだけ無駄です。
胃薬は2年ほど飲み続けましたが、症状が緩和されなかったので飲まなくなりました。
毎年胃カメラしても異常無し。
他の病院で胃カメラしても異常無し。
じゃあ、この症状は何なんでしょう。
私は数年間、何の病気かも分からずにこの症状に苦しむのです。
治療法もなく苦しむ日々に続く
そろそろ買い替えたい ！
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