食道アカラシアになった話(11)ーやっとたどり着くー
いっちゃんです。
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前回のお話
今までと違う病院で心肥大を検査してもらうことに
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これは10年以上前の話。
今は食事も詰まることなく普通にできるようになりました。
ですが、完治ではありません。
食道アカラシアとは
食道アカラシアとは、食道と胃の境部分の筋肉の緊張が強いために食べ物が胃に流れにくくなっている状態です。そのため、食べ物のつかえ感や胸痛があります。また、吐き気や嘔吐をきたすこともあります。症状が軽度の場合には、薬による内科的治療や内視鏡的治療が行われます。中等症から重症の場合には、手術が必要となります。食道アカラシアは、10万人に1~2人程度に発症する比較的稀な病気です。
※注 私の経験は10年ほど前の話になります。今は食道アカラシアの診断方法や治療方法も変わっているかもしれません。症状がある方は早めに医師に相談してください。
今までと違う病院で診察してもらう
ここ数年抱えている異常なしの心肥大。
今までと違う病院で検査してもらうことになりました。
旦那も休みをとってくれて付き添ってくれます。
ひーちゃんはまだ10ヶ月。
私はまだまだ生きないといけません。
心臓が悪いとしても、とにかく生きられるなら…。
そんな思いを抱えて受けた診察。
今回も心臓に異常が無ければ、他の病気の可能性もあるんじゃないかと旦那は言う。
医師もその可能性はあると言う。
早速検査してもらいます。
総合病院は検査ごとに移動するの大変よね。
血液検査、レントゲン、心電図、CT。
順番に回っていきます。
はああああ。待ち時間エグっ!
ひーちゃんは母に預かってもらっています。
様子が気になるので、何度か母に電話しに行きます。
「ひーちゃんはどう?」
「元気よ〜」
安心して待合室に戻ります。
やっと順番が来ました。
検査結果発表〜〜
「異常なしです」
気をしっかり持って!
危うく異常なしの森でウサギさんとダンスするとこやったわ。
やっぱり心臓はまたしても異常なし!
と言うことは…。
「これだけ何度も検査して、全て異常なしなら心臓に問題は無いと思われます」
医師がそう言う。
旦那はかねがね気になっていた症状を伝える。
「食べ物が詰まるらしいんです。関係ありませんか?」
医師はスッと顔を上げると
「食道ヘルニア、食道アカラシア。もしかしたら、拡張した食道が写っているのかも」
と言うとレントゲンを食い入るように見る。
「今から消化器内科受診できますか?」
私達は迷うこともなく「はい!」と返事していた。
すぐに消化器内科に移動する。
消化器内科の医師は私が症状を伝えるのを聞きながらレントゲンを見ていた。
「ここ、見て」
医師がレントゲンを指差す。
「この線。これが心臓ね。心臓は普通の大きさ。大きく拡張しているものが食道。食道アカラシアだと思いますよ」
食道アカラシア。
何度も疑っていた病名。
やっぱりそうなんだ。
心臓は肥大していなかった。
大きくなっていたのは食道。
やっと食道アカラシアにたどり着きました。
長い長い、10年の月日をかけて。
周り道しながら。
やっとたどり着いた。
次回、根治はできない。に続きます。
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